
からだ硬いよ…
”からだ硬いのでヨガに向いてませ〜ん”
と、おっしゃる方、結構多いのですが、ヨガはからだが柔らかいひとのためではありません。
わたしも会社員時代は、前屈で床に手が全くつかないほど、ガチガチでした。最初からいろんなポーズができたわけではありません。
いまも、ヨガ講師としては柔軟な方ではありませんが、それでも、少しずつ、少しずつ、からだは変化しています。
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大切なのは、“いまのからだ” をつかって、いまのからだを理解し、そこでちょうどいいバランスをみつけていくこと。強張りを解いていくこと。
結果や形ばかりに囚われて、ここまで足をあげよう!とすると、怪我するだけです。
からだと対話をして、感じ取っていく。からだへの気づきの力を育てていく。経験していく。本来のある自然な状態に戻っていく。
それがヨガです。
その知恵が、日常のなかで生きてきます。
“わたしはからだが硬い” そんな自己暗示、かけないでくださいね。
どこが、どう硬いのでしょうか?
からだが硬いなと思うひとほど、しっかりからだと向き合ってみてください。からだは応えてくれます。
からだは、この人生を経験するための、乗り物です。
死ぬまで、このからだと生きていくのです。
からだの声をしっかり聞いて、大切にしていきましょう。