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身を置く場所を変えると、「普通」も「強み」に変わる(ヨガヒストリー⑧)

思いがけずメンバーに加わることになった「国際ヨガDAY関西 in 神戸」実行委員会。この経験を通じて、ヨガに関わるひと達との交流がはじまりました。

ヨガはまだ趣味程度だったわたしが、ヨガの大先輩たちと一緒に取り組み、学んだことを綴ってみます。

◼︎前回までのお話◼︎

日本に本帰国した2018年、神戸で、西日本最大級のヨガイベント「国際ヨガDAY関西」が開催されることになりました。

「国際ヨガDAY」とは、ヨガ発祥の国インドのモディ首相が国連で提唱し、制定されたヨガの日です。1年で最も太陽の位置が高い夏至がその日にあたり、世界中でヨガの恩恵を広げていく活動が行われます。

日本でもこれに関連するイベントとして、各地域で「国際ヨガDAY」が開催されています。関西では2016年大阪、2017年京都と続き、2018年は神戸が開催地として選ばれたのです。

初の神戸での開催に向けて、関西を代表するヨガ講師が集結し、実行委員会が発足されました。その実行委員長がspaceわにのオーナーぬんさん。

ぬんさんの「誰かヘルプしてほしい~!」という声かけに、ひょいっと乗ってみて、思いがけず実行委員に加わることに。

思い返すとそれは、日本に帰国してまだ1ヶ月も経たない頃です。

仕事を辞めて、まだ次の進路が何も決まっていなかったので、何でもやってみよう!と軽い気持ちでした。

実行委員会の会議に参加してみると、ずらりと総勢15名を超えるヨガ界の大先輩たち。

そのなかに、ヨガはまだ趣味程度の私がポツリ。

最初はなんだか圧倒されてしまい、えらいところに来てしまった~!と思ったものです。

しかし、このプロジェクトを通じて、一度にたくさんのヨガの先生たちの素顔に触れることができたのは、とても運のいいことだったと思います。

「ヨガ」と一言で言っても、いろんなヨガがあり、考え方もスタイルも違いがあることを知り、でもその根底にはヨガに対する愛や情熱があり、互いを尊重する空気が流れていました。

1日で1000人以上を集めてヨガをするという大イベントは、インド領事館、神戸市、協賛企業等を巻き込んでの大掛かりなプロジェクト。誰もがはじめてのことで暗中模索でした。

実行委員会の全員がボランティアにも関わらず、かなりの時間と労力を注いで、イベントの成功に向けて走り回りました。正直なところ、結構大変な仕事だったと思います。

会社組織のような上下関係もないなかで、出来るひとが、出来ることを、献身的に取り組む姿は、感動もの。

ヨガ界の大先輩たちと、1つのプロジェクトを運営できたことは、わたしの次の進路に大きく影響しています。

■ 経験は必ず生きる

このプロジェクトがはじまった頃、ヨガ初心者のわたしがお役に立てるのだろうかと、恐縮していましたが、会社員時代に培った経験は、意外にも活きてくるものです。

例えば、会議の内容を議事録にまとめる。議題を整理してから会議をはじめる。担当者を明確にする。全体像を把握する。計画を立てる。進捗管理をする。

会社員時代に仕事の基本動作とされていたことが、国際ヨガDAYの実行委員会のなかでは重宝されたのです。

組織的に仕事を進めることは、会社員の得意とするところなのかもしれません。

まずは、大阪や京都から引き継いだ記録資料をすべて印刷し、読み込んで全体像を把握していきました。

そして、実行委員長のぬんさんと話し合いながら、全体計画をたて、組織がうまくまわるように組織図をつくり、議題を整理し、会議で進捗を確認しながら、次のアクションを明確にしていきました。

会社員時代に、秘書としてトップをサポートしてきた経験や、本社スタッフとして組織を下支えしてきたこと、たくさんの人材をみてきたことが、役に立っていると感じました。

それは嬉しいサプライズで、自信にも繋がる経験でした。

会社員時代は、これといった専門性や強みがないことが悩みでした。しかし、身を置く場所を変えると、「普通」も「強み」に変わる。

会社員としては標準レベルの「仕事の進め方」も、別のところでは、ひとつの強みや価値になり得るのだと感じました。

■ 結果を期待せず、まずは捧げてみる

次の進路が定まらないこの時期は、心が動く仕事や依頼は、何でも受けてみる、精一杯やってみる、持てるスキルを全て捧げるということをしていました。

これによって、得た経験、人脈、信頼、仲間は大きな財産となっています。

最初から得るものを期待していたわけではありません。でも注いだエネルギーは、何らかのかたちで返ってくるんだと実感しています。

誠意をもって取り組んだことは、誰かがみてくれています。

「国際ヨガDAY関西 in 神戸」が成功裡に終わったあとも、一緒にプロジェクトを運営した方々とはいまも交流が続いていて、さまざまな場面でお世話になっています。

すてきなご縁や繋がりが続いていることに、心から感謝しています。

◼︎次のストーリーに続く…

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