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瞑想という懐刀を携えて

スピードの速い現代。
Time is Money と言われるほど貴重な時間。
そんななか、あえて止まって、瞑想する人たちがいることが不思議で気になって。

やってみなきゃ分からんよ。

…と言われてはじめた瞑想が、今では暮らしの中に溶け込んでる。

毎日1時間座るなんて無理ってはじめは思ったけれど、座る方がうまくいくって、からだは知っているようで、からだが求めてくるのです。

いま、早朝のヨガと寝る前の瞑想が、わたしのリズムとなっている。

瞑想って何?

…って、一言ではいい表せないけれど…

物理的で論理的な思考の枠を超えた世界に身を置いて、ニュートラルな感覚に引き戻すということをしてるんじゃないかと思います。

瞑想が深まると、瞑想の1時間はあっという間。でも、意識下では、眠っていた情報やインスピレーションがもの凄いスピードでやり取りされて、思考では到底及ばないものが手を取り合い、気づかぬうちに、あらゆる物事が処理されているんだと思います。

だから、瞑想を続けていくと、複雑に考えていたことが、いとも簡単に解決したり、次々とアイデアが降りてきたり。ほんとうに大切なことや、使命や、純粋な想いを思い出したり。

なんだか、スーーっと、進んでいく瞬間がふと訪れるようになるのです。

忙しいときほど、瞑想をしなさい。

困難を感じるときほど、ヨガで整えて、座りなさい。

…そう言っていたヨガの先生達の言葉を、いま、身に染みて感じています。

ヨガも瞑想も、時間があるひとの嗜好品ではなく、力強く歩みを進めていくひとの懐刀。どんな波風のなかでも、振り回されず、自分の軸に戻り、自分らしく、穏やかに、喜びとともに、一歩一歩を進んでいけるうに。

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