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ヨガを伝えるはじめの第一歩(ヨガヒストリー vol.11)

どんなヨガの先生だって、はじめてヨガを伝えた日があって、きっとドキドキだったはず。

わたしの第一歩も、ドキドキでした!

今回は、ダーマヨガティーチャートレーニングを終えてから、わたしがクラスを持つまでの話を綴ってみたいと思います。

◼︎前回までのお話◼︎

■ ティーチャートレーニングの事後課題

ダーマヨガでは、それぞれがふだんの暮らしに戻ったあとのヨガの実践と継続をとても重要視しています。

アシュラムのなかで、ヨガに没頭し、集中的な修練を積む経験は、大きな気づきや心身の変容をもたらします。

しかし、日常に戻り、仕事があり、家族があり、社会があり、たくさんの刺激があるなかでも、淡々とヨガの実践を積み、まわりと調和して、いいエネルギーを広げていくことも、現代に生きるヨギーに必要なこと。

ダーマヨガのトレーニングのなかでも、現代の暮らしと調和して生きるヨギーのあり方についてよく話されます。ダーマヨガセンターがニューヨークのど真ん中に拠点をおくのも、その哲学の表れとも言えるのではないでしょうか。

そんなダーマヨガティーチャートレーニング200hrでは、①セルフプラクティス ②カルマヨガ ③卒業論文 ④モニタークラス開催 が事後課題となります。帰国後の実践も含めて、ティーチャートレーニングなのです。

まずは実践者であること。

実践なくして、伝えることはできません。

■ モニタークラスを募集してみる

3人以上のモニタークラスを、合計24回行って、すべてのひとからフィードバックをもらうというのが、ダーマヨガの事後課題の1つです。

この課題がなければ、はじめの一歩を踏み出せなかったかもしれません。

誰に、どうやって、声をかけていいやらわからず、まずは身内から。

事情を知っているspaceわにのスタッフにお声がけして、ひとクラス。

家族と友達にモニターになってもらって、ふたクラス。

…あとが続かない。。。

思い切って、ティーチングが全く初めて、デビュー前のモニタークラスであることを明記したうえで、広く募集をかけてみることに。

すると、応援してくれるひと達がたくさん集まってくれました。

尊敬するヨガ講師の先輩方
ヨガを学ぶ仲間たち
昔からよく知る親友
前職の同僚たち
そして、たくさんの初めましてのひと達

口コミを広げてくれたひと
久しぶりに会いたいからときてくれたひと
どんなものかと様子を見にきてくれたひと
何度も何度もきてくれたひと
わざわざ遠方からきてくれたひと
花束を持ってきてくれたひと

ダーマヨガセンターでメンターとして指導してくれたジェロームも、来日に合わせてモニタークラスにきてくれて。

ほんとうに色んなひと達が、わたしのレッスンを受けにきてくれて、成長を見守り、たくさんの励ましの言葉をかけてくださいました。

いま思い出しても、感謝の気持ちで、胸がいっぱいになります。

モニタークラスをやってみて、たくさんのことに気がつくこともできました。

最初はとても緊張し、声が震え、言葉が出ず。わたしの緊張は、みんなに伝播していたことでしょう。笑。

ひとによって感じ方が違うことも、来るひとによって気をつけるポイントが違うことも学び。

人数が急に増えたり、からだの動きに制限がある方がいらしたり、いろんな場面に遭遇しながら、クラスをリードするということも体験していきました。

何度か来てくださった方は、わたしの成長の過程を感じて一緒に喜んでくださって。

モニターの皆さんに育てていただいている。そんな温かさを感じる日々でした。

これは、モニタークラスならではの貴重な経験だったと思います。

約半年間かけて取り組んだ、24回のモニタークラス。

その学びと喜びは、はじめたころには想像もつかないほど大きく、わたしの財産となっています。

参加してくださった皆さまには、心から感謝をしています。ほんとうにありがとうございました!

■ わたしの言葉に落とし込む

モニタークラスを通じて、浮き彫りになったのは、伝えることの難しさ。

まずは、誘導の仕方。

わたしは、ヨガをはじめたのも、トレーニングを受けたのもアメリカで、すべて英語だったこともあり、日本語でのリードに馴染みがなく、苦労しました。

動きをどんな言葉で導くのか、わたしの言葉に落とし込んでいくプロセスは、わたし自身がアーサナをしながら、どこに意識をおき、何を感じているのかを、じっくり観察して言葉にしていくというものでした。

試行錯誤を繰り返しながら、わたしなりのヨガのリードを研究していきました。

つぎに、ヨガの世界観を表現することの難しさ。

わたしがヨガに魅了されている理由は、アーサナに留まらない奥深い世界にあるのですが、いざそれを伝えるとなると、どう表現したらいいのやら。

ダーマ先生が繰り返し伝えてくれた言葉も、日本語にどう翻訳すればいいのか、ずいぶんと悩んだものです。

ヨガ発祥のインド、そしてアメリカ、日本のベースとなる価値観や宗教観の違いから、選ぶ言葉で伝わり方が変わってくるからです。

これは、いまも試行錯誤中。

わたし自身がその本質を深い次元で理解し、実践し、実感してはじめて、自分の言葉になって、伝えていけるものだと感じています。

そんな試行錯誤のなかで、ぬんヨガティーチャートレーニングがスタート。

モニターレッスンをしながら、ダーマ先生のトレーニングでの学びを咀嚼し、カタチにしていくプロセスを伴走していただきました。

ぬんさんは、ヨガの奥深い世界を、誰もが受け取りやすいかたちで届けるのが上手で、型にはまらないヨガを、ゆるさや遊びをもって伝えているひとです。

その考え方にふれ、同期のメンバーとともに、それぞれの個性を生かしたヨガの伝え方を模索をしていくうちに、少しずつ自分なりのスタイルをみつけていくことができたように思います。

伝え方も、表現の仕方も、無限のカタチがある。

これからも、わたしだからこそ伝えられることを模索し、磨き続けていけたらと思います。

■ ヨガの先生であるかどうかは、生徒がきめる

ダーマヨガ・ぬんヨガの2つのティーチャートレーニングと、半年間のモニタークラスを終えて、spaceわにでクラスを持たせてもらうことになりました。

クラスを担当するようになっても、毎回が学びであり、来てくださる方と一緒に場をつくっていくという感覚は、今でもあまり変わりないように思います。

皆さんに育ててもらいながら、わたしが伝えるヨガも、少しずつ進化しています。

ダーマヨガのティーチャートレーニングを修了したとき、師がこんなことを言っていました。

あなたが先生であるかどうかを決めるのは、わたし(師)でもなく、あなたでもなく、もちろん認定資格でもなく、あなたの生徒です。

あなたを師と慕う生徒が現れたときに、はじめて、あなたは先生になるのです。

わたしも、ヨガの修練を積み、実践し、その学びをシェアし続けながら、いつか誰かの光となれますように。

これからも精進していきたいと思います。

支えてくださる皆さまに、心より感謝を込めて。

◼︎次のストーリーに続く…

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