写真もヨガも
「調和するのがうまいよね。」
写真を学ぶ過程で、褒められたこと。
わたし自身は、特に何も意識してなくて、キャッキャと楽しんで。むしろ初めての事に戸惑いや心のざわつきもあって。そんな自分が面白いくらいだったんだけど。笑。
まわりからみると、被写体とその空間にうまく溶け込んでいるらしい。
そう言われてみると、まわりと調和していく感覚というのはよくわかる。
相手がもつ波動や、場の空気と調和して、繋がりを感じながら、全体の一部になる。受け取って、差し出して。自分と相手との境目を無くしていく。ひとつになる。
それは、いつもヨガと瞑想でプラクティスしていることで、その修練が生かされているのかも…
ヨガは、綺麗にポーズをとることに本質はない。
その経験を通じて、内がわをみていく、意識のトレーニング。
いつも外がわにむいている意識を内がわにむけて、わたし自身と向き合う。内がわで起こっている様々な感覚や感情に気づいていく。
わたしと、繋がる。
わたしに、グラウンディングする。
そうすることで、内がわから世界と繋がっていく…
写真も、きっと、ただ綺麗に魅せることに本質はないんだろうな。
外がわに表れる姿から、内がわの姿をみていく、鏡のような存在なのかも。
ありのままの真実を映し出す鏡であるために、撮るひとのフィルターは、純粋でクリアであることが大切なことなのかもしれないな。
写真もヨガも。
その本質は、とても近い気がする。
Special thanks,
Photo by Kokoro Uozumi