
大地のしたの春
今年の冬は10年来の寒さらしい。
地元のひとが、そう教えてくれました。
今年の冬は10年来の寒さらしい。
地元のひとが、そう教えてくれました。
昨年の安曇野に雪は積もらなかったみたい。
大変な冬に来たね。寒いでしょ。
…って、よく言われます。
もし、今年が10年に一度の寒さなのだとしたら、わたしは一番寒い安曇野を、最初に体験できたということ。
だとしたら、これから、寒い冬がきたらどうしよう…と恐れることもなさそう。底冷えのときに暮らしを始められて、ラッキーだったのかも。
なんといっても、
寒い雪の世界が大好きになった。
キーンと冷えた晴れの日は、木々に積もった粉雪が、虹色の光の粒となって、ふわふわと降りてくる。夢のような世界。
雪が重たくなった今は、もうみることは出来ない景色で、ちょっぴり名残惜しい。
雪のしたから見えてきた大地には、まだ秋が残ってて、よくよくみると、枯葉のうえに、産毛のはえた小さな若葉が誕生している。
大地もこれから少しずつ、緑になっていくのだろうな。きっと、また違う美しさがはじまる。
もうすぐ、春がくるよ。
大地のしたで、草木や虫たちが目を覚ましたよ。
さぁ。わたしも。
春にむけて、ゆっくり。もぞもぞ。
目を覚まして、動きだすときが来そうだな。
もし、今年が10年に一度の寒さなのだとしたら、わたしは一番寒い安曇野を、最初に体験できたということ。
だとしたら、これから、寒い冬がきたらどうしよう…と恐れることもなさそう。底冷えのときに暮らしを始められて、ラッキーだったのかも。
なんといっても、
寒い雪の世界が大好きになった。
キーンと冷えた晴れの日は、木々に積もった粉雪が、虹色の光の粒となって、ふわふわと降りてくる。夢のような世界。
雪が重たくなった今は、もうみることは出来ない景色で、ちょっぴり名残惜しい。
雪のしたから見えてきた大地には、まだ秋が残ってて、よくよくみると、枯葉のうえに、産毛のはえた小さな若葉が誕生している。
大地もこれから少しずつ、緑になっていくのだろうな。きっと、また違う美しさがはじまる。
もうすぐ、春がくるよ。
大地のしたで、草木や虫たちが目を覚ましたよ。
さぁ。わたしも。
春にむけて、ゆっくり。もぞもぞ。
目を覚まして、動きだすときが来そうだな。