
自然とともにある
晴れた日の昼下がり、おうちで仕事をしていると、裏庭でゴソゴソしているもの感じて、窓の外をみると…
カモシカだ!!!
小さなツノにモフモフの顔。
草をはんでは、ゆっくり、静かに、注意深くまわりを見渡しながら進んで。片足をひょいっと上げたまま止まっては、また草をはんで。
その姿と動きが、あまりに愛らしくて、大興奮で、ずっと窓に張り付いていました。笑。
カモシカが、ゆっくりと、遠ざかると、そのすぐ後には、猿の大家族!
大猿・小猿、合わせて10匹以上いたんじゃないかな。こちらは、もう大騒ぎ。兄弟なのか。友達なのか。みんなでふざけ合って。悪さして。賑やかに去っていきました。
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春を感じて、動物たちも動き出したんだなぁ。
土も、草花も、虫も、動物も、みんな、みんな、春を敏感に感じ取って、動くときを知っているみたい。
太陽の温かさとか、雪や雨の冷たさとか、月の満ち欠けとか、風向きとか、空気の質感とか。
「今この瞬間ここにあるもの」には、スマホやデータからは得ることができない、たくさんの叡智が詰まっていて。
きっと、わたし達も、それを潜在的に知っている。
夜も煌々と明るい都会のなかで、忘れかけている、自然から感じとる力を、もっと引き出せたらどれだけいいだろう。
文明と発展の恩恵に感謝しながら。自然とともにあるということを忘れずに。バランス感覚を保っていきたいな。
