
悠游お醤油部 -ひなた手前醤油づくり-
太陽の力をかりながら、1年かけてお醤油のお世話をして、搾って、詰めて、ようやく出来上がる”ひなた手前醤油”。
手間暇かかるけれど、搾りたてのお醤油を前にする子ども達の、積極的でキラキラした瞳に癒されながら、大人達も一緒になって、ひとつのお醤油樽を囲んで、ともに働き、食べて、美味しいを分かち合う時間はとっても豊か。
そうして、出来上がるお醤油は…
子どもたちが、醤油を飲むように舐めちゃうくらい美味しい。
太陽の味。しあわせの味。
芳醇で、豊かな味。





ひなた手前醤油を教えてくださるのは、安曇野に移住して、まだ間もない頃、これまた不思議なご縁で出逢った宮崎康英さん(宮さん)。
子ども達への優しい眼差しと、屈託のない笑顔が印象的な方で、わたしは、そんな宮さんの、麹やいのちに向き合う姿勢に、毎度ながらに感服します。
手間を惜しまずつくられた自然栽培の大豆と小麦。そして、4日間、日夜問わず見守りできるお醤油麹。
そんな大切に育てられた麹と大豆をうけとり、悠游で見守り育てて、1年後に搾る。宮さんには、その過程に伴走していただいています。
お醤油は生きているので、毎年、いろんなことが起こります。それもまた自然ですね。次はどんな物語と味になるでしょうか。

何でも買えちゃう便利な時代。
わたし自身、野菜も米も味噌も、 ”スーパーで買うもの” と思い込んで暮らしていたのは、つい最近のこと。安曇野で暮らしはじめて、土に触れる機会が増えて、種からいのちが育つことを、身をもって感じるようになりました。お醤油もそのひとつ。お醤油も、土と水と太陽からできるという、驚き!大切ないのちの学び。



そして、そんな、悠游でお醤油づくりも、今年で3年目に入ります。
この喜びは伝播するのか、このお醤油づくりに興味をもってくださる方が増えました。
ひなた手前醤油は、一度にたくさんはつれないけれど、悠游にご縁がある方と、お醤油づくりの喜びや過程を、もっと広く分かちあっていきたいという想いから、今年は2樽/1.5倍の量にチャレンジしてみることになりました。
ヨガに通ってくださる皆さんは、どのタイミングからでもご参加いただけますので、ご興味があればお声がけくださいね。
【2025年のお醤油スケジュール】
▪️お醤油仕込み
2025年4月9日 14時から
4月〜12月頃: 天地返し
※ 4月は翌日・3日後・3日後・1週間後・2週間後・1ヶ月後のペースで天地返しを行います。その後、寒くなるまで月1ペースです!
▪️お醤油搾り
2026年3月9日
▪️お醤油瓶詰め
2026年3月20日
宮崎康英さん(宮さん)のお醤油づくりについては、記録家の柿内未央さんの記事が素敵ですので、シェアさせていただきます。宮さんのこだわりや想いが詰まっていますので、ぜひご覧ください。

お母さんの笑顔から平和な世界へ 安曇野穂高に到着後 まず凛とそびえ立つ 有明山に魅かれていたところ、 その近くに ひなた醤油研究所はありました。 “手前醤油造り師”の宮崎康英さんは ・麹造り ・大豆・小麦の栽培(自然栽培) ・醤油搾り の工程をご自身でされながら、 “麹を造って届け、1年後に搾って回る” お仕事をされています。 今のお仕事をはじめて5年。 趣味でつくっていた醤油が おいしくできて “世に出してあげたい” と思ったことと 麹造り自体が楽しく、 生業にしようと決心されます。 夏は山の仕事・ 冬は酒蔵の仕事をされていたとき、
なお、悠游お醤油部の活動記録と、活動案内はInstagramで発信していこうと思います。遠方の方も、よければ悠游お醤油部、見守ってください。